非分解オーバーホールシステム
レボ・ウィン 体験レポート
BELLさんより
  ■REVO winに行ってきました

2004年11月頃よりカシオペア走行会にご協賛頂いている、
FINAオイル&REVO winです。
 
カシオペア走行会のサイトでこのロゴを見た方や、サーキット走行会イベント当日のドラミや表彰式などで耳にされた方も多いかと思います。

ということで私、Bellが丁度オイル交換の時期を見計らって
東京都渋谷区恵比寿の(株)ウィンコーポレーションさん
にお伺いしてみました。

被験車はH8年式のセリカ。購入時、既に5年半で走行 10万km(笑)、前オーナーの走り方やメンテ歴は不明(^_^;
年間走行距離は平均して 1万1千km前後。基本的には一般道の街乗りがメインで、月に 0〜 2回ほどカシオペア走行会主催のサーキット走行会またはフレンドリージムカーナに参加、といったところです。
メンテはそこそこやってる・・・つもりです(^_^;
オイル交換はふつーに、あと 1万km以内にエンジンコンディショナー吹いたりフューエルコンディショナー入れたり、程度ですが。

施工する時点での走行距離は、約 13万5千kmでした。
     

よく「ターボ?」とか云われるフロント周り・・・orz
  ■オイルライン系作業

作業の詳細はこちら(REVO win公式サイトの説明)のほうが詳しいでしょうか。

既存のエンジンオイルを抜き、アタッチメントを取り付け、洗浄剤を循環させつつエンジンを回す、といった感じです。

オイルフィラーキャップの所にアタッチメントを取り付ける際、タワーバーが邪魔になったので取り外しました。

作業中、洗浄機に付いているメーターには洗浄剤の流量が表示されるのですが、これはエンジン内をオイルがスムーズに通ってるかどうかの目安のようです。
私が見た時点では 1分間に 5.3リッターほど流れているようで、ここここの例を見る限りでは調子の良い部類に入るみたい?。

「マメにオイル交換してるでしょ?」と云われてしまいました(^_^;
     
  ■燃料ライン系作業

燃料フィルター近辺にアタッチメントを取り付けての作業です。
邪魔になるエアクリーナーBOX周りをごっそり取り外しました。スロットルが丸見えですね。
アタッチメントがなかなか合わず、苦労されていたようです(お疲れ様でした)。
この辺は、施工例の多いBMWとかだと要領よく出来るのかもしれません。

開けたボンネットの先端に吊したタンクから、アタッチメントを介して洗浄剤とエンジン鏡面加工剤ZEEKをエンジンへと向かうガソリンラインに入れまして、アイドリング〜高回転までブリッピングです。

自分の車の音を車外から聴くのは稀なので新鮮ですね。
アクセルを一気に弛めたときに発するポンっという音(軽微なアフターファイヤー?)が微妙に不安をかき立てますが・・・(^_^;;;;
     
 

■FINAオイル充填で作業終了

洗浄の後、入れたFINAオイルは 5W-40。「FINAはいい」と随所で耳にしていましたが、入れるのは初めてです。

本来指定が 10W-30で、普段使っているのは 5W-30と 10W-40の間、おおよそ 7.5W-35相当?(謎)。0Wと 15W-40の 2:8混合です
それに比べると、 2リッターNAの街乗りにとって 5W-40はちょっと重たいかもしれませんね。

作業全体で約 2時間半ほどでした。お疲れ様でした。

     
  

■施工後の一般道

まずアイドリングですが、負圧が変化しました
負圧計(インテークマニフォールドプレッシャー:IN-MF. PRESS)ですが、
従来、 68kPa(51cmHg)が、
施工後 72kPa(54cmHg)程度になっていました。
コンプレッションが上がったということでしょうか。それともバルブ周りがクリーニングされたという事でしょうか。
明らかに吸い込みの力が向上しています

ウチの車、オートマな上に、アクセル開度を %表示する補助メーターが付いていたりします(オマケ機能なんですが)。
普段は平地の 0発進(信号待ちの先頭など)で 15%を目安に踏んでいますが、 12〜 13%とちょっとアクセル弱めでも同等の加速という感じです。

それから・・・施工した当日、 16:30頃には作業が終わっていたのですが、帰りの道すがら色々試したり感触を楽しんだりして、実は帰宅したのが翌 02:00・・・いくらなんでも遊びすぎ?(^_^;;;

後日に思ったのですが、オイル 5W-40は油温が 90℃近くなるといい塩梅になります(街乗りでは大体その辺りで安定します)。しかし近距離通勤で油温が上がらない状態では固かったように思います。
そのためか燃費は 7→ 6km/L程に落ち込みました。がっくし。

     


  ■施工後のサーキットその1

私自身が一番多く走っているサーキット、筑波2000です(走っている割にタイムはダメダメですが・・・)。

なお、施工後 1000km未満のため、オイルはFINAの 5W-40のままで臨みました。
走行中の油温は最高で 125℃程度でした。
外気温等が同条件ではないですが、冬場のサーキット走行で比較して概ね 5℃ほど下がっています
#オイルクーラーが付いてないんです・・・後日、付けましたが

タイムの方は、残念ながらベスト更新とはいきませんでした(^_^;。

1ヘアや 2ヘアの近辺にて、(加速では全然敵わないけど)ほぼ同タイムの前車に追いついてしまい早めのブレーキだったにも関わらず、ベストから 0.281秒落ちでした。

そんな状況でベスト近傍を 5周も続けずに、もうちょっと賢く走れば更新楽勝ムードだった(?)のですが・・・。
REVO winの土屋さん&柳さん、ゴメンナサイm(_ _)m
     
 

■施工後のサーキットその2

個人的にはミニサーキットの中で一番好きな、SLやまなし です(好きと得意なのとは別問題なのが悲しいですが・・・)。

施工後 1000kmを超え、僅かに残っていた洗浄剤混じりのオイルを交換した後になります。

始まって1回目の走行枠で、前回ベストをアッサリ更新。
というかフロントのブレーキパッドから煙が出ているんですけど・・・(これは初体験)。
コーナーリングスピードを前回と同じと仮定して、ブレーキの負担が多くなったということは以前より加速が良くなってる・・・でしょうか。
#雪害による故障のため区間タイムが記録されていないのが残念

結果的に約 1.5秒ほど更新ということになりました。

油温はオイルクーラーを付けたため、かなり低くなりました。

     
 
 
Copyright(C)2000  Cassiopeia Soukoukai  All right reserved.